今朝、娘の様子がおかしいなと思いました。
普段なら学校に行く準備をしている時間なのに、まだ起き上がってきていませんでした。なんと、まだゲームをしているではありませんか!時計は9時10分前です。
話を聞くと、数学の先生が問題回答の時に娘に対して緊張させるような言葉をかけ、怖くなってしまったようです。泣き始めてしまいました。授業が始まる時間も迫ってきています。早く行かないと遅刻してしまうでしょう!
そんな様子を見ていると、学校って本当にどんな意味を持っているのだろうと考えてしまいます。スノーボードでオリンピックに出場し、日本勢初の金メダルを獲得した平野歩夢くんのことを思い出してしまいました。僕は成績のことではなく、彼が自ら技術を磨き、自分で目標に向かって取り組んでいる姿勢が好きなのです。
僕の娘にも自分で何かを取得したいと思えるような、趣味や仕事につながるものがあればいいのになと思います。僕が今まで歩んできた道は参考になることもあるかもしれませんが、それは彼女自身が見つけるべきものです。
本来、学校は自分から進んで学ぶ場所であり、親が口出しすることではないと僕は考えています。だから何も言いませんでした。
やっと娘は9時40分になって重い腰を上げました。なんとか車に乗ってくれましたが、車の中はほとんど無言でした。「お父さんも、そんなことがあったよ!」と声をかけましたが、娘は「ん」としか返さず、元気が戻りませんでした。
9時50分、学校に到着しました。「どうする?着いたけど?」と尋ねると、娘は「やっぱり帰る」と言いました。うわー、これで今日1日が無駄になってしまったのかと思いました。
絵を勉強している人たちへ、絵は自分から取得していくものだということを伝えたいです。自分自身で目標を見つけ、努力を積んでいくことが大切です。
以上、今朝の出来事を綴ってみました。