画家として生計を立てる方法

こんにちは!今日は、絵の材料の使い方や、画家として生計を立てる方法についてお話ししたいと思います。私自身、絵を描くことを仕事にしていますが、その過程で得た気付きや学びを皆さんと共有できれば嬉しいです。

絵の材料の選び方とその重要性

まず、絵を描くために必要な材料についてです。キャンバス、絵の具、筆、パレットなど、どれも大事な道具ですが、それぞれが作品に与える影響は大きいです。例えば、キャンバスの質感や素材によって、仕上がりの雰囲気が大きく変わります。キャンバスの選び方次第で、作品の表現力が一段と増すこともありますね。

絵の具も、アクリル、油彩、水彩など様々な種類がありますが、それぞれの特性を理解し使いこなすことが、良い作品を作るための鍵です。そして、何より忘れてはいけないのは、これらの道具にはお金がかかるということ。道具一つ一つに投資が必要ですが、それが作品の価値を引き上げるポイントになるんです。

画家として生計を立てるために

さて、絵を描くことを生業にするということは、作品を売ることが欠かせません。しかし、日本では「セールス」に対して「押し売り」や「何か買わされる」といったネガティブなイメージを持たれがちです。私も以前はそう思っていましたが、アメリカでは「セールス」は「人にアプローチする」という意味合いが強く、ライティングも「寄り添い」の一部として捉えられているんです。

セールスライティングを学んでみて、私は自分の作品をより多くの人に知ってもらう方法を見つけました。どんなに素晴らしい作品でも、人にその価値を伝えなければ、なかなか購入してもらえないことを痛感しました。特に日本製品や作品は質が高いと言われますが、それだけでは売れるわけではないんですよね。私も、セールスライティングを通じて自分の絵の価値をしっかり伝えることの大切さに気付かされました。

セールスライティングを活用する

これは絵だけでなく、一般の商品にも当てはまることですが、どんなに優れた技術や品質を持っていても、それだけで商品が売れるわけではありません。現実には、多くのお客さんがその良さを理解できていないことが理由です。

ここで、Macパソコンの例を挙げてみましょう。昔は、スペック的に見るとWindowsパソコンの方が優れていると言われていました。しかし、現在ではMacを持っていることが一種のステータスになり、「カッコいい」と感じられるまで評価が上がっています。これは、単にスペックの話ではなく、ブランドイメージやターゲット層に対するメッセージの伝え方が大きな影響を与えているからです。

これと同じように、自分の絵が「誰に対してどのような価値を提供できるのか」を明確にし、そのターゲットに向けたセールスレターを書く必要があります。作品の背景や制作過程、そしてアーティストとしての思いをブログやSNSで発信することは、作品の価値を伝え、共感を得る大きな手段です。

また、最近は参加できていませんが、展示会やイベントで直接お客様と話すことも非常に効果的です。こういった活動を通じて、自分の作品を知ってもらうだけでなく、ファンとのつながりも深めることができます。

 

ビジネスとしての視点も大切

もちろん、絵を描くこと自体が最も大切ですが、ビジネスとしての視点も忘れてはいけません。お客さんにとって、初めて出会った作品や作家にいきなりお金を払うのは難しいことです。あなたも同じように感じることがあるでしょう。ですから、まずは自分の作品や活動を知ってもらうことから始めるのが大切です。

次に、価格設定に関しては「値段を上げることはできても、安易に下げない方が良い」という考えを意識しています。これは、私自身がボランティアでなくプロの画家として活動しているからです。作品の価格はその価値を反映するものであり、安売りは自分の作品や労力を過小評価することにつながりかねません。

例えば、現在私は80号の大作をかなり高額で設定しています。もちろん、すぐに売れるかどうかは分かりませんが、作品の大きさや手間を考慮しての価格です。また、次に20号サイズの作品を20万円前後で販売しようと考えていますが、これは作品の価値をしっかり評価した結果です。驚く方もいるかもしれませんが、安易に価格を下げないことがプロとしての成功につながると考えています。

結論

結論として、 絵の材料選びやその使い方を工夫し、さらにセールスライティングを活用して宣伝や広告を行うことで、画家としての活動を広げる可能性があると思います。私も現在、試行錯誤しながらこのプロセスに取り組んでいるところです。皆さんも、自分の作品を多くの人に知ってもらうための方法を見つけ、絵を描くことを楽しみながら、将来的にはそれを生計につなげていく道を探ってみてください。

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