白い色の絵具です。
貝殻から作られている。原料がイタボガキ、ハマグリ、ホタテが主な原料になります。それとメーカーによって違います。メーカー内でもグレードが違いがでます。
胡粉にも、質の良いものからそうでないものがあります。種類に分けて売られています。
白土・・・最も最古のものになります。今は、ほとんど使われてはいません。 |
鉛白・・・シルバーホワイトです。これが本来の胡粉と呼ばれていました。 |
方解末・・・原料:方解石鉱物です。絵具に食いつきやすい、固まりやすい性質を持っている。 |
水晶末・・・水晶からできている、透明感がある。 |
岩胡粉・・・ |
岩白・・・原料はジルコニア |
今日は、胡粉(ごふん)という絵具についてご紹介します。
まず、良質な胡粉にはいくつかの種類があります。例えば、中川胡粉の「金鳳」や「白寿」などがあり、発色が美しい白を実現しています。一方で、下地や盛り上げに使う「粗製な胡粉」もあります。これらを使い分けることで、さまざまな表現が可能になります。初心者の方は、これらの粗製な胡粉一般的な胡粉から始めると良いでしょう。粒子が滑らかで絵具が乗りずらく使いにくいと思うからですが、それは自由だからです。
胡粉の溶き方
準備するものは、胡粉には大胡粉、花胡粉、水飛胡粉 白雪のどれか一つですが、値段の高い胡粉を使った方が人物がとかお花を描くのに良いです。下地は安いものでも良いと思います。それと事前に用意しておきたいのが膠液です。